地質学的には石灰岩地帯特有のカルスト地形で有名です、又、全国でも指折りの「花の山」として知られ、年中多くの登山者で賑わっているそうです。
この時期、藤原岳では雪溶けと同時に黄金に輝く福寿草を見ることができる為に多くの登山者で溢れます、又、雪溶けの水で登山道が泥田のようになるのも有名ですがいかなる藤原岳登山になりますか…(^^)
本日のメンバーはお馴染みのNご夫妻と久しぶりのI&Hの二人のお嬢さんです。
本日のコース
P(観光駐車場)→鳴谷神社→聖宝寺→(聖宝寺裏コース)→8合目→藤原山荘→天狗岩→藤原山荘→藤原岳→藤原山荘→8合目→(大貝戸表コース)登山口休憩所→P(観光駐車場)
GPS軌道(2万5千分の1 竜ヶ岳・篠立)

中国道から名神高速へ入り名古屋方面へ、草津JCTから新名神高速に入り亀山JCTからは東名阪道で三重県に入ります、名古屋方面に向かい桑名ICからR412を利用してイナベ市藤原町に入り観光駐車場に車を止めます。
流石人気の山です、すでに十数台の車が止まっています。
8:52 素晴らしい天候のもとスタートです、今日も楽しい山歩きをしましょう〜(^^)


鳴谷神社でまずは安全登山を祈願します、聖宝寺までは石段の参道が続きます…


階段を登り切るとそこは虹鱒の釣り場、ここから聖宝寺を左に巻き沢沿いの登山道を登ればすぐに長命水につきます9:21


9:55 植林の中にある4合目を通過、尾根まで出ると登山道は自然林の中を歩く事になります…


10:47 8合目着、大貝戸表コースと合流します、ここでちょっと一休みです…
11:12 9合目通過、この辺りから登山道横に黄金の福寿草を見ることができました。


こんな福寿草が一杯あります、多くの登山者がデジ亀状態、無論我々も…



9合目からは残雪も多くなります、登山道は溶けた雪の為ぬかるんだ状況にあります…
感じの良い尾根歩きですが足元が今一つの為雰囲気を味あう所まで行きません(^^;)


11:45 藤原山荘着 多くの登山者で溢れています、山荘を分岐として天狗岩や藤原岳に向かう登山道が伸びています。


最初は天狗岳に向かいます、カルスト台地を横切り、自然林の中のなだらかな雪道を進みます…


12:15 天狗岩〈1171m〉到着 皆さんの笑顔が素敵です
多くの登山者と一緒に楽しいランチタイムを取ります(^^)


本日の展望 南東方面に藤原岳の姿が…

ちょっと霞んでましたが素晴らしい展望(御在所岳方面)をバックに…

12:55 藤原岳に向かって天狗岩を後にします。
カルスト台地を順調に歩くメンバーです…


藤原山荘の姿が見え始めました、今回はそのまま素通りし泥の登山道を藤原岳に向かいます、しかし泥田のようなすごい登山道にはビックリです!


13:40 藤原岳到着です


北北西にさっきまでいた藤原岳がくっきりと、その奥に見えるのが御池岳か?

下山開始、眼下に素晴らしい展望がありますが…

泥田のような登山道に足を取られ展望を楽しむ所では…

泥道を慎重にくだるI&H嬢です、「気をつけて!」
本日3回目、藤原山荘まで帰ってきました。


山荘からも悪路が続きます…
14:46 無事8合目まで下ってきました。


8合目からは大貝戸表コースを下ります、ここからは泥の登山道ではありません、5合目辺りは自然林が一杯ありました「いい感じでです!」
15:17 4合目を通過


15:40 一気に大貝戸登山口にある神武神社まで下ってきました。
藤原岳登山口休憩所を左にみて観光駐車場に向かって下ります。


15:55 無事観光駐車場まで帰ってきました
お疲れ様でした!

鈴鹿国定公園・藤原岳、観光駐車場の標高は約100m、標高差1000mを一気に駆け上がり、花のお山を約7時間、11.4kmの山歩きを楽しんだ1日でした。
9合目辺りからお目当ての福寿草の群生をしっかり見る事ができました、天狗岳、藤原岳の山頂からの展望も申し分なし、泥田のような登山道も無邪気な子供の気分に帰り楽しく歩く事ができました。
ETC1000円均一を利用した遠征登山、好天候の下楽しい山歩きができました、今回もご一緒いただきました素晴らしい山仲間と登山日和に大感謝です!
ラベル:花の100名山