「山であそぼっ」のやまあそさんやその仲間の皆さんが歩かれた
若杉峠から氷ノ山の殿下登山口までの分水嶺歩きですが、2週間前に若杉峠から996ピークまで歩いていますので、今日は残りの996ピークから先を歩くことにしました。
いつものようにやまあそさんや仲間の皆さんのHPを参考に地形図を眺めましたが、アップダウンも少なく特徴のない尾根歩きで読図に苦労しそうですがこれも勉強です。
強い味方のNご夫妻と難しい山歩きに挑戦です。
本日コース概要
996ピーク→点名十年1039.1m→1080ピーク→戸倉殿下コース分岐→1126ピーク→殿下登山口大屋町から横行渓谷を遡上し、本日の終点である殿下登山口にNご夫妻の車をデポします、ここから荒れた氷ノ山広域基幹林道をやまめ茶屋方面に下りR29からR48へ入り、道谷集落の新戸倉スキー場奥から伸びる林道を駆け上がります。
先日996ピークから下山に利用したコース(黒い土の作業道がある)の林道出会いの空き地に駐車します。
9:28 殿下登山口に向かって植林の中に向かってスタートです。
N婦人今日は藪もあります、ちょっとお覚悟を…(^^)
2週間前に歩いた所だ、黒い土の作業道を横切り、あっというまにR29から伸びた林道に出ました。
9:43 林道終点まで登ってきました。
林道終点から尾根に取り付きます、すぐ素晴らしい自然林のお出迎があります。
10:00 996ピーク ここからいよいよ分水嶺歩きとなります。
早くも素晴らしいブナのお出迎えです。
緑のシャワーを浴びながら尾根道を歩きます、涸れた巨木も…
(クリックで大きくなります)
「たしか、やまあそさんが登られた木だわ」とN婦人も挑戦ですが…
10:26 点名十年に到着です。
ここから読図も難しくなります、方向を再確認しスタートだ!
北に少し進み植林の中を西方面に進み尾根に乗るのが正解です。
十分注意をしたつもりですが995ピーク方面に進んでしまった、無論すぐ修正はしましたが、このコースで一番わかりにくい場所でした。
(^^;)
「この少し先を西方面に進めば1080ピークだ」御主人の読図もGood、強い味方に安心できます。
12:00 1080ピーク着 ここで楽しいランチタイムです。
12:30 殿下登山口に向かってスタートです、尾根のヌタ場も目印になります。
1080ピークからの尾根道が西方面に進路を変えるあたりまで来ると自然林が現れます。
右手対面の尾根には大段ヶ平コースにある大屋町避難小屋がかすかに見えます、霞がかかって残念だ…
13:00 神姫バスの
「戸倉殿下コース」の看板と「94」の石柱のある場所まできました。
ここからヤマメ茶屋方面に下るコースがあるようです、その昔
高松宮殿下がこのコースをスキーで下られたとの事、殿下コースの名前の由来もここから来てるそうです
ここから先はマーキングも切り開きもありません、方向を確認し薄い藪の中を進んで行きます。
植林と竹藪の間の尾根道慎重に進みます、左の竹藪の中には立派なブナが沢山あります。
1126ピークを過ぎ尾根道が西方面に方向を変えるあたりからすごい竹藪となり方向を確認しながら突入します。
きつい藪コギも過ぎ歩きやすい広い場所に出ました、「引原川支流 逆水川源流」の碑も確認できました。
古木のトンネルを潜れば殿下登山口は目の前です、バイオトイレの横に飛び出ました…(^^)
14:11 無事車まで帰りました。
お疲れ様でした!本日のコース(あくまでご参考程度で)
気になっていた966ピークから点名十年を経由し殿下登山口までの分水嶺まで約4時間強の山歩きを楽しんだ1日でした。
今回歩いたコースは国土調査の切り開きを利用した山歩きですが、後半の「戸倉殿下コース」の看板を過ぎるあたりからは切り開きもなく藪気味の登山道になり、極めつけは1126ピークを過ぎ殿下登山口へ進路を西方面には厳しい藪コギがまっています。
コンパスと地形図は必携です、今回も同行のN御主人と二人で読図しながら歩きましたが、思った以上の緊張があったことは言うまでもありません。
Nご夫妻お疲れ様でした、おかげ様で無事完走することができました、心よりお礼申しあげます。
最後に、「やっぱりGPSは必要かな〜」て思いました(^^)