登山口は神河町の新田ふるさと村から延びる林道(黒川新田線)奥から関電の巡視路を利用させていただき西雄嶽まで登ります。
西雄岳からは加美アルプス縦走コースを槍ヶ峰まで歩き、槍からは新田ふるさと村から延びる林道奥、神河町と生野町の分岐の峠まで下り、ぐるっと1周、骨のある山歩きに挑戦です。
R8号をグリーンエコー笠形方面へ、高坂峠方面に右折せず直進し、新田ふるさと村を越え舗装された林道を遡上し、関電の奥多々良木線が見え始めると右手に地道の林道が現れます、ここが本日の駐車場です。
8:15 コンパスは西雄岳に合わせました。
Nご夫妻、今日も楽しい山歩きをしましょう〜(^^)


8:21 林道を少し歩くと終点、関電のお馴染の鉄の橋を渡ると火の用心のプレートがありここから巡視路を利用させていただきNO20鉄塔を経由して西雄岳まで登ります。
コンパスで方向だけ確認をして沢沿いの道を登り始めました。(巡視路が3本あり正解は尾根に伸びる真中の道でした)
沢沿いにもマーキングがあるも巡視路を間違えたようだ、頭のうえに送電線が走っている、コンパスで再確認しながら鉄塔を目指しヤブ気味の激登りを喘ぎながら登って行く…


9:11 たどり着いた所は縦走路(西雄岳〜またに山)にあるNO21鉄塔、やはり巡視路を間違えて登って来たようです、西雄岳と奥雄岳が北〜北東方面に姿が見えています、でもここまで来ればもう安心だ!(^^)


NO21鉄塔方面の展望を楽しみながら進めば、西雄岳に到着です。9:40


北方面にはこれから進む槍ヶ峰、北東には三国岳雄大な姿を見せている、目の前の岩尾根の向こうに奥雄岳が…
奥雄岳を目指しノコギリ岩尾根を進む、登山道はあまり利用されていないのかイバラが道を塞ぎ歩きにくい(^^;)
10:00 ススキに囲まれた奥雄岳に着きました。


奥雄岳から朽ちたネットがある尾根道を下り、最初のピークが涸沢山だ
10:25


槍ヶ峰に続く鞍部にある加美アルプスの案内板

鞍部から急坂を登れば最初が南岳、次が中岳だ、最後の坂を登ればそこは槍ヶ峰(11:18)
槍ヶ峰からは西方面、林道・黒川新田線の峠に向かって進みます、南方面には歩いて来た西・奥雄岳が姿を見せる。
所々にマーキングもあり踏み込まれた尾根道は歩きやすい(^^)
11:45 びったし峠に到着、峠には立派な石碑がありました。
帰去来「かえりなんいざ」と訓読みする。
郷里に帰って,田園生活を楽しもうといる法意を述べた中国の陶淵明の「帰去来辞」による


後は駐車場に向かって下るだけです。
長い林道歩きは辛いものです、自然林の中へエスケープ、ショートカットで時間短縮です。(^^)


12:35 無事車まで帰ってきました。
お 疲 れ 様 で し た!

神河町新田ふるさと村から延びた林道奥から、関電の巡視路を利用した、西雄岳〜奥雄岳〜槍ヶ峰への縦走でした。
本日も登山者とは誰一人会うことなく、約4時間強の我々の世界を満喫したことは言うまでもありません。
本日も地図とコンパスで確認しながらの山歩きです、岩の尾根道歩きも雰囲気がありました、又、このコースには多くのシャクナゲを見ることが出来ます、すでに大きな蕾を付けていました、来年はシャクナゲの当たり年かもしれません、山仲間の皆さん、開花の時期にぜひご一緒しましょう…